葬儀・斎場について
 

樹木葬なら檀家になる必要がない

自然葬と聞くと、山や海などに散骨を行うスタイルをイメージされる人は多いのではないでしょうか。

生前山もしくは海が好きだった人の遺言などで遺族が海洋や山に粉骨を持参して、その場で粉骨を撒くのが自然葬です。

この場合、どのような場所に散骨をしたのか分からなくなるデメリットがあるので墓地などのようなお墓参りができません。

その点、樹木の下に遺骨を埋めて自然に還す埋葬スタイルであれば樹木がお墓の役割になる、目印になるなどお墓参りに出かけたときも故人が眠っている場所で拝むことができるわけです。

これは、東京都内で評判が良い樹木葬、お墓参りがしやすくて管理が行き届いた墓苑を紹介している情報サイトの中でも記載が行われています。

樹木の下に遺骨を埋めることができるのであれば自宅の庭でも良いのでは、このように考える人も多いといえましょう。

自宅の庭なら安いしいつでもお墓参りができるメリットもあるわけです。

ただ、日本の法律には行政が埋葬を許可している庭苑や墓地など決められた場所にしか埋葬することができない決まりがあるので、自宅の庭などに行うことは基本的にできません。

樹木葬の最大のメリットは、寺院の庭苑の場合でも墓地とは異なり宗派に関係なく埋葬することができる、しかも檀家になる必要もない点です。

また、樹木葬の費用相場は30〜70万円など墓地はもちろん納骨堂などと比較しても金額そのものが安いことや、年間の管理費用が不要で永代供養も含まれているようです。